オレがボクシング好きだったらわからんかったなー

先々月だったか、事務所に一本の電話。

「もしもしコギト様の代表の方でしょうか?」
「はいそうです」
「あのー、「国際グラフ」という雑誌をご存じでしょうか?」
「うーん、なんか聞いたことはありますけど」
「ありがとうございます。一応全国版の雑誌でして、各地の活躍されている企業を取材させていただいて、紹介したりするような感じの雑誌なのですが」
「あーそうなんですか」
「今回ですね、お電話差し上げたのは1月号の特集を宮崎県の企業をピックアップしていく企画で決まりまして、ホームページを拝見させていただきまして、是非コギト様に取材をお願いしたいと思いまして」
(ふんふん、まー悪くない話しやなー)
「あのー、”ファイティング原田”さんご存じでしょうか?」
「は?いやいや、めちゃめちゃ知ってますし、というか、誰でも知ってるでしょう。世界チャンピオンじゃないですかぁ」
「はい。今回の取材を”ファイティング原田”さんとコギトさんの対談形式というカタチで、仕事への情熱なんかを語って頂き、その様子を記事にしたいなと考えています」
「えぇぇぇ〜、私があの世界チャンピオンの”ファイティング原田”と対談ですか!!」
「はい。弊社の特別インタビュアーとして、各業界の有名人の方が在籍してまして、今回の取材はファイティング原田さんと私で取材に伺わせていただきます。」
「ほぉー、なんかどきどきしますねぇ、緊張しますねぇ」
「いえいえ、もうざっくばらんに語っていただければ」
「はい、いいですよー、いつぐらいのスケジュールですか?」
「はい、明後日でお願いしたいのですが?」
「明後日?えらい急ですねぇ。えーと、はい、大丈夫ですよ」
「ありがとうごいざいます」
「いえいえ、こちらこそ楽しみですわぁ」
「それとですね、ページ取扱いとしましてはですね、対談模様の写真と記事で見開き2ページを考えております。
年始のごあいさつ等にこの1月号を持ってお客さんにお渡したりなんかすると喜ばれると思いますし、
あの”ファイティング原田”さんとの対談ということですから、信用や大きな営業効果もあるとおもいますよぉ」
「あー、まーその辺は別に気にしてないですけど、まーでも全く気にしてないって言ったらウソになりますかねー。ははははは」
(よしよし、うちは全く営業してないしラッキー)
「今申し上げた内容でえーと、税込みの8万円になります」
「は?」
「はい、うちも各業界の有名人を数十人かかえていまして、ギャラが発生しますし、何をおいても8万円で全国誌に載りますし営業効果は抜群ですよ」
「いや、有料ということは一切聞いていませんし、大体”記事扱い”ということでお受けしたのに、これじゃあ広告じゃないですか」
「・・・」
「申し訳ありませんが、そういうことでしたらお断りいたします」
「はい。わかりました-」
「ガチャ、プープープー」

大体、オレとファイティング原田が何話すっちゅーねん。ファイティング原田は建築設計をどのくらい知ってんかっちゅーねん。
というか、有料なら最初に言わんかいボケ!そして、断ったあとの態度が冷たすぎっちゅーねん。
オレの15分を返せってちゅーねん。

でも各業界の有名人の人もそれなりに小金稼ぎで大変やなー。